着替えとタオルはレンタルで
いろんな人の体験談を読んだところ、術後は腕が上がりにくくなるので寝巻は前開きのものが着替えやすくて便利とのことでした。
確かに、先生に術後の傷口を診てもらう時でも前開きの方がスムーズだなぁ。。。とは思ったけど、
たった3日間の入院のために、普段着ない、退院したら絶対着ないであろう前開きの寝巻を買うのがどうしてもイヤでした。
そこで、私は病院内にあるレンタルサービスを利用することにしました。
寝巻(甚平or浴衣)、バスタオル・フェイスタオルが1週間で3,400円。さらにプラス500円で肌着・下着も借りられるのです。
3日しか入院しないのに3,900円も払うのはもったいないと思われるかもしれませんが、このレンタルサービスは寝巻、タオル、肌着、下着を常に複数枚用意してくれており、枚数制限もないので、うっかり汚してしまってもすぐに着替えられてとっても便利でした。
あと、これは余談ですが、、、
手術中は素っ裸になるので、手術が終わると看護師さんがおパンツを履かせてくれます。
まだ麻酔でウトウトしている患者の足首から ズァーーーッと一気におパンツを履かせてくれるのですが、このおパンツがもし薄〜いレース生地のオサレなやつだとしたら、きっと履かせにくいだろうなぁ…なんて思いました。
その点、レンタルサービスで借りた下着は厚手の綿100%生地で、股上も深くて丈夫なブルマといった感じだったので、看護師さんにとってはズァーーーッと履かせやすかったんじゃないかな。(あくまでも想像ですが。。。)
入院グッズ
入院に必要なものは病院から指定されたものを一通り準備して、それ以外に下記のものを持っていきました。
スマホ充電用アダプターと長いケーブル
充電アダプターとケーブルは最初から持っていくつもりでしたが、夫が用意してくれた長いケーブル(2mぐらい)は意外と重宝しました。入院中はとにかく何もすることがなく退屈なので、一日中スマホで動画などを見ます。もし、ベッドの近くにコンセントがなくても長いケーブルがあれば充電しながら長時間動画を見ることができるのでとても便利です。
入院・手術証明書(保険会社用)
乳がんが見つかった時点ですぐに自分が加入している生命保険会社に連絡し、入院・手術証明書を送ってもらいました。この書類を入院初日に病院に提出しておけば最短日数で記入してもらえるので、1日も早く保険金の請求をしたい人は必ず持っていきましょう。
クリアブック
入院時は、なんやかんやいろんな書類を渡されます。ちゃんと整理しないと何がなんだかわからなくなって重要な書類が見つからない、、、なんてこともあるので、クリアブックに入れて必要な時にパッと探せるようにしました。
ステンレスマグカップ(蓋付き)
寝る前にステンレスマグカップに白湯を入れておけば、夜中にのどが渇いた時でもベッドから出ずに温かい白湯が飲めます。入院したのが真冬だったのでこれもかなり重宝しました。
病院食
病院食はマズイとか量が少ないとかいろいろ言われてますが、私が入院したK病院は思っていたよりも美味しくて、量もちょうどよかったです。
乳がんは食事制限がないので、病院食が気に入らなければ食堂でカツ丼でも食べようかと思っていましたが、そんな心配はまったく必要ありませんでした。
それよりも、手術当日は丸1日絶食しなければならないというのがめちゃくちゃ辛かった。。。
向かいのベッドの患者さんは、病院食にマーガリンが使われていることに激怒して、看護師さんと管理栄養士さんを呼び出して30分ぐらいクレームをぶちまけていましたが
私は「あぁ、あと○○時間で朝ごはんが食べられる。。。早く!早く朝になってくれーーー!!」と食べることばかり考えていました。
こんな人生最大の困難の中でも食欲ってなくならないものなんですね…( ̄▽ ̄;)